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玉田 正男; 吉田 勝; 浅野 雅春; 大道 英樹; 片貝 良一*; Trautmann, C.*; Vetter, J.*; Spohr, R.*
GSI 93-1, P. 290, 1993/03
ジエチレングリコール=ビス=アリルカーボナート及び5から60%までの体積百分率のメタクリロイル-L-アラニンルチルエステル(MA-L-AlaOMe)からコポリマー膜を調製した。これらの膜を13MeV/nucleonの金イオンで照射した後、60CのNaOH水溶液でエッチングを行ったところ、4Nから8NのNaOH溶液でエッチングの増感現象が認められた。また、40%のMA-L-AlaOMeを含むコポリマーでは孔径の発達速度はMA-L-AlaOMeを含まない場合の30倍に達した。
吉田 勝; 玉田 正男; 浅野 雅春; 大道 英樹; 久保田 仁*; 片貝 良一*; Spohr, R.*; Vetter, J.*
Radiation Effects and Defects in Solids, 126(1-4), p.409 - 412, 1993/00
被引用回数:20 パーセンタイル:85.05(Nuclear Science & Technology)ジエチレングリコールビスアリルカーボネートポリマーフィルムに、11.4MeV/uのAuイオンを110ions/cm照射し、さらに6N NaOH水溶液に接触させてエッチングすることにより、約1m径の孔を形成させた。次に、このフィルムにメタクリロイル-L-アラニンメチルエステルをグラフト重合させ、温度を変えて孔の状態を電子顕微鏡で調べたところ、0Cでは孔がグラフト鎖ゲルによって被覆されて閉じた状態にあり、40Cではグラフト鎖ゲルの収縮によって開孔することを見出した。孔の開閉制御は、グラフト収率が約1%のところで可能であった。
吉田 勝; J.S.Yang*; 熊倉 稔*; 萩原 幸; 片貝 良一*
European Polymer Journal, 27(9), p.997 - 1005, 1991/00
被引用回数:35 パーセンタイル:81.21(Polymer Science)メタクリロイル-D-アラニンメチルエステル(MA-D-AlaOMe)と、そのL体(MA-L-AlaOMe)を放射線共重合し、得られたポリマーゲルの水の中での温度変化に対する膨潤挙動を調べた。このゲルは0-40Cの温度範囲において、安定な低温膨潤・高温収縮の可逆的応答性を示した。一方、ゲルのカルボキシル保護基(メチル基)を加水分解し、カルボン酸(-COOH)とし、pH応答性を調べたところ、pH3以下で収縮、逆にこれ以上のpHで膨潤を伴なう可逆的応答性を与えた。